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 米HP(Hewlett-Packard)はネットワーク性能管理ソフトウエアを手がける米Trinagyを買収する。両社は合意に達したことを米国時間8月9日に明らかにした。

 HP社はTrinagy社の事業をHP社のネットワーク管理プラットフォーム「OpenView」の事業部門,「OpenView Business Unit」に組み込む。なお買収金額などの詳細については明らかにしていない。

 この買収は「ソフトウエア製品を増強し,顧客の迅速な(ネットワーク・サービスの)変更・管理を支援する」というHP社戦略の一環という。HP社によると,Trinagy社はサービス・プロバイダ市場に強みを持つ。「我が社もこの分野で米国の上位サービス・プロバイダ10社にOpenViewソリューションを提供している」(HP社)。

 Trinagy社は1988年設立の会社。カリフォルニア州Torranceに本社を置く。「Insight Plus」と呼ぶ,サービス・プロバイダや企業向けのスイート製品を手がけている。これはネットワークやアプリケーション,ダイアルアップ/広帯域接続,VoIPといった特定用途向けパッケージである。顧客には,米AT&T,米MCI WorldCom,英British Telecom,米IBMなどがある。

 Trinagy社のソフトウエアにより,OpenViewのe-services管理ソフトを拡充することで,顧客はネットワークを介したビジネス向けアプリケーションおよびサービスの性能や可用性を高められるという。これにより,以下のことが可能になると説明する。

・ネットワーク性能に関する問題点を迅速に確認できる
・性能に関する問題を自動で分析/予測することで,サービスへの影響を防げる
・新サービス開発の際に,それに必要となるネットワーク・キャパシティのレベルを正確に推定できる
・カスタム化したレポートで,ネットワークに関する詳細な分析を入手できる

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