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 企業間電子商取引の普及促進を図る民間団体RosettaNetが米国時間9月4日に,実装フレームワーク「RNIF」の「バージョン2.0」について検証が終わったことを正式に発表した。「バージョン1.1に比べて大幅な向上を図った」(RosettaNet)。

 検証作業は6カ月間に及んだ。RNIF 2.0の検証プログラム「RNIF 2.0 Validation Program」に参加した企業には,アイルランドのIONA Technologies,米Peregrine Systems,米PTC,米TIBCO Software,米Viacore,米Vitria Technology,米webMethodsなどが含まれる。

 Validation Programのもと,RosettaNetの参加企業「RosettaNet Partners」によるグループが一定期間RNIF 2.0を実地に導入し,最終的な検証を行う。

 RNIF 2.0では認証機能やプライバシ保護機能を拡充した。複雑なビジネス文書に対応しており,例えば「.pdf」や「.gif」ファイル,その他のバイナリ文書をXMLベースのRosettaNetビジネス・メッセージで送信することができる。

 RNIF 2.0には新たなセキュリティ機能を加えた。企業は,デジタル署名機能やS/MIMEを使った暗号化機能を行うことが可能。「S/MIMEはRosettaNetの従来の形式に代わるもので,RNIFと他の業界実装フレームワークとの連携を高める」(RosettaNet)としている。

 RNIF 2.0はHTTP,HTTPS,SMTPに対応しており,インターネット取引所(eマーケットプレース),電子商取引,ポータル・サイトなど,売り手と買い手を結ぶ媒体での導入に向ける。RNIF 2.0はWWWサイトから入手できる。

 なおRNIF 2.0を導入するPartners企業は,「RosettaNet Ready Developer Tools」を利用できる。RosettaNet Ready Developer Toolsを使うと,ソフトウエア製品や取り引き企業のネットワークがRosettaNetの仕様に準拠しているかを検証できる。2001年9月10日の週にリリースする予定である。

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