PR

 フィンランドNokiaが現地時間9月11日に,2001年第3四半期の業績がほぼ事前の予測通り,などとする業績見通しを発表した。7月19日に発表していた業績予測(発表資料)通りの利益を達成できるという。

 7月と8月の実績をもとに,営業利益率(Pro formaベース)は16%程度になるとNokia社は見込む。また1株当たり利益(Pro formaベース)は先の発表通りの0.14~0.16ユーロ(0.13~0.14米ドル)という。

 ただし売上高は前年同期に比べ5%減となる見通し。事前の予測では売上高の前年同期比を0~5%増と見込んでいた。

 「携帯電話事業であるNokia Mobile Phones部門の売上高は前年同期と同じレベルを維持できるものの,ネットワーク・インフラ事業であるNokia Networks部門の売上高と利益が前年同期のそれを下回る」(Nokia社)というのが理由である。

 「第3四半期は季節的に停滞する時期ではあるが,主要製品やNokia社の強いブランド力などによって,Nokia Mobile Phones部門は健全な利益率を保っている。また米国での需要が回復の兆しをみせている。またアジア市場も堅調。Nokia社は今後数カ月で携帯電話機の新製品を投入していく」(Nokia社)。

 一方Nokia Networks部門では,GSM網への投資時期を再検討する通信事業者などもあり,音声通信からデータ通信への技術移行の問題に景気の不安定さが加わって,不透明感が増しているという。

 Nokia社は2001年第3四半期の決算を10月19日に発表する予定である。なお2001年第4四半期業績の中間修正は12月11日に発表する予定。

◎関連記事
<市場調査>
「欧州モバイル・インフラ市場のトップ・ベンダーはエリクソン」と米ヤンキー
米ヤンキー グループが欧州の3G事業を分析,「3Gが生きる道,突き進め」
「3Gへの移行パスがはっきりしない北米,欧州は2.5Gへの移行が本格化」---。次世代携帯電話の動向を英ARC Groupが調査
<Nokia社関連>
ノキアがGPRS携帯電話機の出荷計画を再確認,3G携帯電話は2002年Q3投入
「ホテルや空港で無線LAN」,ノキアが南京の無線インフラ事業で中国企業と契約
Nokiaが英国の修理/試験部門を,EMS大手のSCI Systemsに売却
英British Telecomとノキアがモバイル・ゲーム配信で提携
モバイル・ゲーム標準化で大同団結,モトローラ,エリクソン,ノキアなど新団体

[発表資料へ]