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 米EMCは米国時間9月20日に,2001年第3四半期決算の見通しについて明らかにするとともに,新たな人員削減策についても発表した。同社社長兼CEOのJoe Tucci氏によると,「第3四半期の業績が収支とんとんになる見込みは少ない。現在の支出状況からすると,収支イーブンになるには約18億ドルの売上高が必要だ」という。

 同氏は,「経済の影響により世界的に経費引き締めが進んでいる。経済がさらに低迷し,顧客の業界に大幅な縮小を強いるのは明らかだ」と説明した。

 また,「引き続き悪化する経済への対応措置として,全体的な経営コスト削減を進め,従業員,不動産,一部の在庫などの整理を行う」(同氏)と述べ,2001年末までに,世界中の従業員数を現在の約2万3400人から約2万1000人にまで減らす計画を明らかにした。

 同社は5月29日にシェア拡大と経営支出の削減を目的とした経営改革策を発表しており,これには1100人の人員削減などが含まれている。8月2日には「景気がさらに悪化した場合には,リストラ策の第2弾を実施する用意がある」と述べていた。

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