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 米Excite@Homeが米国時間9月28日に,米国破産法の会社再建手続きであるチャプター11をサンフランシスコで申請すると発表した。同時にExcite@Home社の広帯域インターネット・アクセス事業のすべてと各種関連サービスを,米AT&Tに3億700万ドルで売却することも明らかにした。取引は現金で行われるという。

 ただしこれら資産の売却については,より高値による申し出や,契約の条件によって今後変更する可能性があるとしている。破産裁判所の承認も得る必要がある。

 またExcite@Home社は破産法保護のもと,承認手続きが行われているあいだはケーブル・インターネット接続サービスと関連サービスの営業を続ける。

 Excite@Home社の会長兼CEOのPatti Hart氏は,「チャプター11の申請は広帯域事業の価値を保護するためのツール」と説明する。「株主利益を守ると同時に,再構築作業のあいだサービスが中断されないことを示して,ユーザーに安心してもらう」(同氏)。

 さらに同氏は「AT&T社によるオファーは我々のネットワークやサービス,顧客,従業員が価値あるものということを反映したもの」と述べた。

 なお破産裁判所がAT&T社への資産売却を審査しているあいだは,同社は事業継続に必要な十分な現金を保有しているという。

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