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 米BEA Systemsと米Akamai Technologiesが,Webアプリケーションの配信を行う企業の支援で協力体制を敷いた。両社が米国時間9月28日に明らかにしたもの。

 BEA社は「BEA WebLogic E-Business Platform」をマークアップ言語「Edge Side Includes」(ESI)とESI用Javaカスタム・タグ・ライブラリ「JESI」に対応させる。これによりBEA WebLogicとAkamai社のデータ/アプリケーション配信サービス「EdgeSuite」などとの相互運用を実現し,「動的なビジネス・アプリケーションの開発や配信を容易化する」(両社)。

 Webサービスを提供している企業では,静的なWWWページを表示するだけでなく,商品カタログや,オークション,為替や株価の情報,個人向けコンテンツなど動的な情報も表示するようになっている。

 ESIの機能をBEA WebLogicに組み込むことにより動的なWWWページをBEA WebLogicを使って構築し,エンド・ユーザーに最も近いAkamai社のサーバーへ配信することが可能となる。

 なおESIは,すでにW3C(World Wide Web Consortium)のノート(Note)として発表されているオープンなマークアップ言語。WWWページを部品に分けて定義し,ネットに存在する複数のWebアプリケーションによってWWWページを動的に作り上げるための枠組みである。ネットに散らばる複数のアプリケーションや株価情報,商品価格などのWWWページを動的に取りまとめ,ユーザー・サイドで一つのWWWページを構成することができる。

 またJESIは,Javaで記述したコードをESIに自動変換するためのカスタム・タグ・ライブラリである,Java Community Process(JCP)の仕様ドラフト「Java Specification Request(JSR) 128」で公開されている。

 JESIは,BEA社の開発者向けWWWサイトから無料でダウンロード可能。ESIおよびJESIの詳細については,WWWサイトに掲載している。

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