米Microsoftは米国時間10月11日,認定プログラム「Microsoft Certified Professional(MCP)」の改定について明らかにした。IT管理者向けの新たな資格を設ける。またすべてのMCP資格に関して複数の種類を承認する。

 「現在100万人以上のMCP取得者がいる。この重要なコミュニティのニーズに応え,MCPプログラムを拡充する」(Microsoft社Content Development and Delivery Group部門バイス・プレジデントのMike Nash氏)。

 新たに設ける資格はシステム管理者向けの「Microsoft Certified Systems Administrator(MCSA)」。顧客を調査したところ,システム・エンジニアの資格「Microsoft Certified Systems Engineer(MCSE)」に含まれる独自の設計や導入スキルは,システム管理者の職務には直接関係しないとの声があった。MCSAはMCSE検定のサブセットをカバーし,とりわけ「Windows 2000」ベースのシステムにおける管理と問題解決に必要なスキルに焦点を当てている。

 従来,Microsoft社は同社製品の旧バージョンに関する資格を定期的に取り消していた。しかし,IT環境が複雑化するにつれ,資格取消の適切な時期を定めることが非常に難しくなっている。そこでMCPプログラムでは,市場で需要がある限り資格を承認し,最新のMicrosoft社技術に対応するスキルを修得したユーザーに対しては,それを明確にする資格を与える。例えば,「Windows NT 4.0」向けのMCSEは期限を設けずに資格を認め,「Windows 2000」向けMCSEは正式名称を「MCSE on Microsoft Windows 2000」とする。

 MCPに関する詳細な情報はWWWサイトに掲載している。

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