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 米EMCが米国時間10月17日に,2001年第3四半期の決算を発表した。連結ベースの売上高は12億1000万ドルで,前年同期から47%の減収となった。

 2001年第3四半期にかかった8億2500万ドルのリストラ経費(税引き前)を除いたpro-formaベースの損失は2億7000万ドル(同1株当たり0.12ドルの損失)。この経費を含んだ連結ベースの損失は9億4500万ドル(同1株当たり0.43ドルの損失)だった。なおこの経費には,超過在庫,人員削減,設備強化,投下資本の値下がり分を含む。前年同期は4億5800万ドルの黒字だった。

 経営コストを削減するため,EMC社は全世界を対象に約4000人の人員削減を行う。これは全従業員の17%に相当する。同社が9月20日に発表した2400人に1600人を追加したことになる。人員削減の結果,EMC社の従業員数は約1万9000人となる。

 EMC社は,「Symmetrix Enterprise Storage」システムのラインナップを刷新する製品の発表を9月10日に行った。ところが,「次の日に世界が変わってしまった。当社の顧客と従業員の多くは,被災者に対する支援や被害からの復旧,業績が停滞するなかで道を探すことに注力することになった」(EMC社エクゼクティブ・チェアマンのMike Ruettgers)。

 同社が2001年第2四半期に行ったコスト削減の取り組みにより,第3四半期に約5800万ドルの営業費用を削減できたという。このことについてEMC社チーフ・エクゼクティブのJoe Tucci氏は「大きな前進だったが,現在の状況では十分とはいえない」と述べている。「コスト削減の範囲を広げることで,2002年中ごろまでには年間ベースで約8億ドルの削減を達成する」(同氏)。

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