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 米Insignia Solutionsが米国時間10月18日に,Java 2 Platform, Micro Edition(J2ME)に対応した組み込み向けJava技術「Jeode」のベータ版インプリイメンテーションを発表した。J2MEのCDC(Connected Device Configuration)およびFoundation Profileに対応する。

 J2ME CDCとFoundation Profileは,デジタル・セットトップ・ボックス,家庭向けゲートウエイ,車載および他の移動システムといった次世代コンシューマ向け電子機器での利用を想定したJava環境である。

 J2MEのコンフィギュレーションにはCDCのほか,CLDC(Connected Limited Device Configuration)がある。CDCは大容量メモリ(2Mバイト以上)を搭載可能な用途に向ける。一方CLDCは,携帯電話や双方向ページャといったメモリ容量の小さい(512Kバイト~2Mバイト)機器向けである。

 JeodeはPersonalJavaおよびEmbeddedJavaに準拠したランタイム・エンジン「Jeode EVM」を組み込んでいる。その他の主な特徴は以下の通り。

・「DAC(dynamic adaptive compilation)」と呼ぶコンパイル技術を用いており,「処理能力を高め,メモリ消費量を効率化する」(Insignia社)。

・各種情報端末機に合わせて設定や調整が可能。

・対応OSはBSDI Unix,ITRON,Linux,Nucleus,pSOS,VxWorks,Windows CE,Windows NT4など。

・対応するマイクロプロセサはARM,Hitachi SH-3およびSH-4,Intel x86,MIPS,PowerPC,StrongARMなど。

 またInsignia社は,米Sun Microsystemsと3年間のライセンス契約を結んだことを明らかにした。Insignia社はCDCとCLDCをベースにしたJ2ME製品を開発および販売する権利を取得する。今回の契約により,両社の既存の提携関係を拡大する。

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