半導体IP(Intellectual Property)のサプライヤであるアイルランドのParthus Technologiesが11月1日に,同社のBluetoothプラットフォーム「BlueStream」に関して富士通とライセンス契約の取り引きを完了したことを明らかにした。

 提携のもと,Parthus社はベースバンド・ハードウエア,ソフトウエア・スタック,異なる複数の無線に向けたデジタル・インタフェースを提供済みである。富士通はすでにBluetooth LSIの開発に取りかかっており,2002年第1四半期に携帯電話機や車載システム向けに量産出荷を開始する予定である。

 BlueStreamは以下の内容で構成される。

・RFインタフェースIP
・下位リンク・コントローラIP
・ソフトウエア・プロトコル・スタックとBluetoothプロファイル

 Bluetoothは短距離通信に向く低価格な無線通信技術。スウェーデンのEricsson,米IBM,米Intel,フィンランドNokia,東芝が立ち上げた。2.45GHzのISM帯を使う。携帯電話,ノート・パソコン,PDAといったモバイル機器間での用途をねらう。移動したり,ポケットやブリーフケース内に機器があっても通信できるようにする。

 ちなみに米Cahners In-Statの調査によると,2005年にはBluetooth技術が携帯電話機やデスクトップ・パソコンからデジタルカメラ,車載装置など約10億台で利用されるようになるという。

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