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 米Cisco Systemsと米IBMが米国時間11月12日に,モバイル向けインターネット接続について提携を結んだことを明らかにした。ラスベガスで開催中の「Comdex 2001」にて発表したもの。「企業をはじめ,ホテルやコンベンション・センターといった公共の場所が,安全で高速なネットワーク接続やその他のサービスを提供できるよう支援する」(両社)としている。

 「企業は,社員が外出先,家庭,職場で利用可能なモバイル・ソリューションを効率的に導入できる。またホテルなどの施設は,有線および無線機能を施設利用者に提供することにより差異化を図り,新たな収入源を獲得することができる」(Cisco社Technology Development部門上級バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャのCharlie Giancarlo氏)。

 IBM社のサービス部門IBM Global Servicesが,無線ネットワーク・コンサルティング,システム・インテグレーション,ヘルプ・デスクを担当する。同社のハードウエア「ThinkPads」「Workpads」「eServers」向けのサポートを行う。Cisco社はネットワーク・インフラ製品やソリューションを,同社のモバイル向けインターネット導入支援プログラム「Mobile Office」を通して提供する。

 両社はすでに,米国をはじめとする世界中でモバイル技術やサービス,ホーム・オフィス向けソリューションの提供を開始している。当初は旅行および接客業界の施設,金融サービス企業やビジネス・サービス関連企業,政府機関,ヘルスケア事業といった分野に焦点をあてる。

 Mobile Officeでは,Cisco社の各種有線および無線ハードウエアとソフトウエアを提供する。DSL,ケーブル,ISDN,Ethernet向けルータのほか,VPN向け製品や「PIX Firewall」などのセキュリティ関連ハードウエアおよびソフトウエア,「Aironet 350 Series」といったWi-Fi(IEEE 802.11b)準拠の無線LAN製品,電話回線を利用したEthernet接続のための「Long-Reach Ethernet」技術,ソフトウエア・プラットフォーム「Building Broadband Services Manager(BBSM)」などが含まれる。

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