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 米SBC Communicationsと米Yahoo!は米国時間11月14日に,両社が広帯域インターネット・アクセス・サービスの提供で提携したことを明らかにした。米国13州におよぶSBCの顧客に対してサービスを提供していくという。

 「Yahoo!のインターネットのNo. 1デスティネーションとしての強みと,SBC社の米国におけるDSLサービス・プロバイダ,大手ISP(Internet Service Provider)としての先導的地位を組み合わせる」(両社)。これにより共同ブランドのDSLサービスを提供していく。なお提携内容には広帯域接続を生かした両社の製品,サービスの提供や,SBC社傘下の米Prodigyのダイヤルアップ接続サービスの提供も含まれる。サービスの提供開始は2002年の中ごろを目指している。

 Yahoo!は,SBC社の営業チャネルや顧客サービス・チームを通じた,“加入者ベースの月額料金”という収入を得る。またSBC社の料金徴収管理インフラを利用したさまざまなバンドル・サービスを提供できるというメリットもある。

 SBCは,“非加入者ベースの収入”が期待できる。これには広告,電子商取引,ポータルにおける各種の機能/サービスなどがある。またYahoo!がSBC社をブロードバンド・ソリューションの優先的プロバイダとして選んだことも,収入増が期待できる要因という。

 SBCは,「世界クラスの音声,データ,インターネット・サービス提供者として,その地位を高める戦略を推進している」SBC社会長兼CEOのEdward E. Whitacre, Jr.氏)。Yahoo!との提携は,「この戦略のマイルストンの一つ」(同氏)という。

 なお両社が計画しているサービスの一つには,ユニファイド・メッセージング(UM)サービスがある。電子メールをはじめ,ボイス・メールやファクスといったサービスを統合して提供するもので,ユーザーはこれらメールの確認,保存,管理などを一つのインタフェースでできるようになる。

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