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 米IBMが米国時間11月16日に,科学技術企業の米Dow ChemicalとWWWホスティング・サービスに関して5年間の提携を結んだことを明らかにした。金額などの詳細については明らかにしていない。

 「今回の提携により,Dow社はアプリケーションの実装を加速化する。WWW開発コストを節減し,オンラインを通じて顧客に提供するサービス品質の向上を図る」(両社)としている。

 IBM社はDow社のe-businessサイト向けにWWWホスティング・サービスを提供する。企業サイト「Dow.com」をはじめ,顧客との取り引きやコラボレーション,情報共有のためのエクストラネット「MyAccount@Dow」,企業や業界に特化したWWWサイトなどが対象となる。提携内容にはWWWの開発,テスト,業務環境構築の3段階すべてが含まれる。

 IBM社は,「Dow社の顧客向けe-businessツールに対応する多数の新たなサーバーの可用性と信頼性確保に努める」(両社)としている。Dow社が顧客によるWWW対応ツールの急激な利用増加を効率的に管理できるようにする。またIBM社はDow社用の設置サーバーのe-businessホスティング・サービス,測定および分析サービス,3年後の技術アップデート・サービスを提供する。

 Dow社電子事業バイス・プレジデント兼最高情報責任者のDavid E. Kepler氏は,「サーバー・リソースを追加することにより,我が社は変化する顧客のニーズや需要に対して素速く柔軟に応えることができるようになる」と述べた。「情報配信は電力やガス,水道といった公共サービスのように,必要に応じて供給されるもの(ユーティリティ)になりつつある。現在の動的なe-business環境で必要な要素は,ユーティリティ・ベースのコンピューティング・モデルが提供する予測能力だ」(同氏)。

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[www.ibm.comに掲載の発表資料1]
[www.dow.comに掲載の発表資料]