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 米Hewlett-Packard(HP)が米国時間12月4日に,ブレード・サーバー(ボード型サーバー)製品群を発表した。OSにはLinuxを搭載し,CompactPCI(cPCI)を採用する。

 今回発表した製品には,サーバー・ブレードのほかストレージ,アプライアンス,ネットワーク,スイッチ,管理ブレードなどが含まれる。「HP OpenView」「HP MC/Serviceguard」「HP Toptools」といった管理ツールがLinuxをサポートするため,「これらのシステムおよび管理ツールを使って,コンピュータ,ストレージ,ソフトウエア,ネットワーク・インフラのリソース全体にわたる監視および管理機能を統合したコンピューティング環境を構築できる」(HP社)としている。

 ブレード製品群が現在対応するLinuxディストリビューションはRedHat,SuSE,Debian。その他のディストリビューションに関しては2002年後半に利用可能にする。2002年前半にはHP-UXとWindowsに対応させる予定である。

 価格はサーバー・ブレード1台あたり1925ドルから。管理ブレード1台とHPブレード・サーバー・シャーシの組み合わせは7525ドルから。現在,注文を受け付けている。

 またHP社は,ブレード・サーバー・アライアンス・プログラム「HP Blade Server Alliance」についても明らかにした。HP社製ブレード・サーバーに組み込むcPCI対応製品の開発促進を目的とする。ハードウエアやソフトウエア・ベンダーを対象に,ブレード・サーバー向け製品の開発,テスト,販売を支援する。

 ちなみに米IDCによると,ブレード市場は2005年に29億ドル規模に達するという。またその時点で,ブレード・サーバーがエントリ・レベルのサーバーのうち,出荷台数の約23%,売上高の10%を占めると予測する。

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[www.hp.comに掲載の発表資料1]
[www.hp.comに掲載の発表資料2]