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 米SafeNetが,Palm OS搭載PDAでVPN(Virtual Private Network)を利用可能にするソフトウエア「SoftRemotePDA」をリリースした。同社が米国時間12月5日に明らかにしたもの。

 SoftRemotePDAはVPNクライアント・ソフトウエアで,Palm OS搭載機で業界標準のVPN機能を利用可能にするもの。「最新のIPSec標準規格に対応しており,無線ネットワークを介したクライアントとゲートウエイ間の通信を安全に行うことができる」(SafeNet社)。IPSec互換のファイアウオール,ルーター,セキュリティ・ゲートウエイとの相互運用が可能である。SoftRemotePDAでは,通信時にパケットを暗号化して安全を確保し,鍵付きハッシュを利用してパケットの認証を行っている。

 主な機能は次の通り。

・現行のIPSecのRFCに準拠。
・ESPトンネル・モードに対応。
・DES,3-DES暗号化。
・MD-5,SHA-1認証。
・DHグループ:DHG-1(768ビットRSA鍵),DHG-2(1024ビットRSA鍵)。
・IKEハンドシェークおよび鍵合意。
・Aggressiveモードと,Palm OS 3.5以降と互換性のあるMainモードの両モードに対応。
・CDPD無線モデムに対応。
・CDPDおよびCSPDサービス・プロバイダに対応。

 SafeNet社では次のような用途で利用できると説明している。

・電子メール,スケジュール,カレンダに対するリモート・アクセス。
・CDPD無線接続により,企業外から安全に企業内のデータに対してアクセス。
・Palm OS機上にあるほかのソフトウエアから,安全なVPNの利用。
・WWWサイトの閲覧。

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