沖電気工業の米国子会社である米Oki Semiconductorは米国時間12月11日に,最小のBluetoothモジュール・システム開発キット(MSDK:module systems development kit)を発表した。Oki Bluetoothモジュールにより,システム設計者は開発サイクル時間を6~9カ月短縮できるという。

 新しいBluetooth MSDKはフット・プリントが95×55ミリで,評価システムまたはプロトタイピング・システムとして使うことができる。ラップトップ,プリンタ,PDA,ポータブルなミュージック・デバイスなどの小型,軽量,低電源のデバイス用のBluetoothアプリケーションの開発に向ける。

 同社の新しいMSDKは,サンフランシスコで開催中の「Bluetooth Developer's Conference」のブースに展示されている。Oki Bluetooth MSDKを使ったいくつかのポータブル・コンピューティング・デバイスを使って,Bluetoothネットワークを介したブラックジャックのゲームをデモンストレーションしている。

 Oki MSDKは,PCからコントロールされる切り替え可能なUARTまたはUSBインタフェースを提供している。またデジタル・データをアナログ・データに翻訳するコーデック,オーディオ向けのヘッドセット・インタフェース,5V DCの電源供給を提供する。

 Oki Bluetooth MSDKの仕様は次の通り。
・フット・プリント95×55ミリのベースボード
・アンテナ付きのOki Bluetoothモジュール
・UART,USB,オーディオ・インタフェース
・Voice CODEC
・Oki Bluetoothスタック(HCIまで)

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