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 米Cisco Systemsが,「Cisco VPN Client」ソフトウエアと「Cisco VPN 3002 Hardware Client」の新版,そしてVPNアクセラレータを内蔵して強化した「Cisco PIX 525 Firewall」および「Cisco PIX 535 Firewall」製品系列をリリースした。同社が米国時間12月12日に明らかにしたもの。「遠隔アクセスVPNを展開する際に,エンドポイントのセキュリティを確保し,ファイアウオールVPNの性能を向上させる」(Cisco社)。

 Cisco VPN ClientソフトウエアとCisco VPN 3002 Hardware Clientのバージョンは,いずれも3.5である。

 Cisco VPN Clientソフトウエアには,新たに米Zone Labs製のパーソナル・ファイアウオール機能を組み込んだ。これにより,遠隔アクセスVPN環境におけるエンドポイント・セキュリティを確保できるという。ヘッドエンド機器でVPN接続を確立する前にファイアウオールを必ず有効にするよう設定でき,遠隔アクセスVPNに対応したネットワークを保護することができる。また,スマートカードとNTパスワードの有効期限に対応した。さらにMac OS XとSolarisクライアントを利用可能としたことで,VPN接続で使用するクライアントの選択肢が増える。

 Cisco VPN 3002 Hardware Clientでは,3002自体の認証後に個々のユーザーの認証を行えるようになった。これは,クライアント・ソフトウエアでエンドポントのセキュリティ機能を補足するものである。IPSec/TCPに対応したことで,エクストラネット環境で3002の機能を利用できるようになり,外部のファイアウオールやNAT経由で企業内部のネットワークをアクセスできる。

 Cisco PIX 525 FirewallとCisco PIX 535 Firewallは,「VPNアクセラレータ・ハードウエアを組み込むことで,高いVPN処理能力を実現している」(Cisco社)という。

 Cisco VPN Clientソフトウエアのバージョン3.5は,同日より利用可能になる。「Cisco VPN 3000 Concentrator」「Cisco VPN 3002 Hardware Client」などすべての「Cisco Remote Access VPN」機器でそのまま使用できる。組み込みVPNアクセラレータ付きのCisco PIX 525 Firewallは本日より利用可能で,価格は2万200ドル。同Cisco PIX 535 Firewallも同日より利用可能で,価格は5万9000ドル。

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