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 米Compaq Computerの取締役会は米国時間12月13日に,Walter Hewlett氏の書簡に答える形で声明を発表した。「Walter Hewlett氏の考えに強く反対し,今後も精力的に株主の説得に努めていく」などとし,米HP(Hewlett-Packard)とCompaq社の合併計画を推し進めていく意向を改めて強調した。

 これはWalter Hewlett氏が12日にHP社とCompaq社の取締役会に宛てた書簡に答えたもの。米メディアの報道(CNET.NEWS.COM)によると,書簡のなかで同氏は,「もし合併計画が株主総会に諮られた場合,とても高い確率で(合併計画が)失敗に終わる」などとし,両社が速やかにこの計画を破棄するよう要請している。

 なおWalter Hewlett氏はHP社の共同創業者の一人である故William Hewlett氏の長男で,HP社の役員も務める人物である。

 両社の合併計画に異議を唱えているのは,同氏を含むHewlett家一族と,一族が設立した財団,William and Flora Hewlett Foundation,そしてHP社のもう一人の共同創業者である故David Packard氏の一族が運営する財団David and Lucile Packard Foundationである。「HP社は単独の方が,株主に対してより多くの価値を創出できる」などと主張している。

 ちなみに両家とこれら財団の所有するHP社の株式は,同社全株式の18%である。合併計画賛否の投票が行われた場合,HP社は過半数以上の賛成票を得なければならず,これ以外の株主の獲得が鍵となる。

 Compaq社のWalter Hewlett氏に向けた返事の内容は以下の通り。

 「我々Compaq社の取締役会と経営陣は,あなたの出した結論に,強く反対を表明します。Compaq社の取締役会は,合併計画の短期的/長期的効果や戦略的意義について注意深く分析を行いました。我々はHP社とCompaq社が合併することで,それぞれが単独で行うよりも,より広範な営業範囲,著しい相乗効果,より多くの利益がもたらされると信じています。そして,これらが両社株主の長期的利益につながると考えています。

 このことから,我々は合併計画がその努力に十分値するものであり,我々の社員,株主,顧客が長期的により良い待遇を得られるものと信じています。我々は,今後も株主に賛成票を投じるよう精力的に働きかけていきます。また,今後数カ月間で,株主が合併の価値を認識し,我々に賛同してくれることと確信しています」

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