米Microsoftは米国時間12月18日に,同社のオンライン旅行サービス事業,米Expedia株の米USA Networksへの売却が当初の予定より遅れる,などと発表した。これに伴い,株式売却による税引き前利益6億5000万ドルの計上が2002年第1四半期あるいは第2四半期にずれ込むという。

 仏Vivendi Universalが現地時間17日に,USA Networks社のエンターテイメント部門を総額103億ドルで買収すると発表しており,Microsoft社の今回の発表はこれに伴うものとなる。

 Microsoft社とUSA Networks社は2001年7月に,Expedia社の株式3370万株をUSA Networks社に売却することで合意に達していた(発表資料 PDF)。これは,USA Networks社がExpedia社の株式の75%を取得するというもの。このときUSA Networks社は,米National Leisure Groupを買収すること,旅行サービス/製品を提供するケーブルTV番組サービス「USA Travel Channel」を立ち上げる計画も発表し,インタラクティブ旅行サービス事業の拡大を明らかにしていた。

 なおVivendi社は,Universal Studios Groupと,USA Networks社のエンターテイメント部門を統合して「Vivendi Universal Entertainment」を設立する。同社はこの新会社の株式の93%を取得する計画。現在USA Networks社のCEOであるBarry Diller氏は,この新会社の会長兼CEOを務める。また同氏は米国法人として存続する「USA Interactive社」の会長兼CEOも務める(発表資料)。

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