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 米Advanced Micro Devices(AMD)が米国時間12月20日に,製造システム・ソフトウエアの開発プロジェクトに参加すると発表した。インターネット・ベースのセキュリティ・フレームワークの開発/試作/評価を行うという。「セキュリティ・フレームワークを開発することで,製造現場でIT技術を応用するeマニファクチャリング展開時の障害を解消する」(AMD社)。

 プロジェクトの運営は,半導体製造装置・材料に関する業界団体SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)が行う。

 プロジェクトは,柔軟性のあるファイアウオールの開発を目的としている。このファイアウオールは分散アーキテクチャを採り,工場のサーバーや組み込みセンサーなどあらゆるアクセス可能な機器を保護できるという。工場や装置ベンダーのセキュリティ・ポリシーの適用が可能になる。

 「eマニファクチャでは,プロセス制御技術の利用と工場全体の統合を行う。これにより,顧客に対する柔軟性と応答性を大きく高め,サイクル・タイム削減と品質改善を実現し,生産性を向上させる」(AMD社)

 AMD社は,米domainLogix,米ILS Technology,米Oceana Sensor Technologiesと共にプロジェクトに参加する。合計約1010万ドルかかるプロジェクトの運営費用は,参加企業が分担する。なお,米国標準技術研究所(NIST:The National Institute of Standards and Technology)がこのプロジェクトに対し,500万ドルの資金を提供している。

 プロジェクトでは,3年以内に目標を達成できると見込んでいる。また,プロジェクトで開発するフレームワークは,ベンダーや参加企業に対して中立な標準として公開する予定という。

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