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 米Accentureと米Microsoftは自動車業界向けエンド・ツー・エンドのテレマティックス・ソリューションで提携したことを明らかにした。米国時間1月10日,「North American International Auto Show」にて発表した。

 両社は,自動車メーカー,サプライヤ,テレマティックス・サービス・プロバイダにシームレスにプロセスを統合する車載サービスの提携で協力する。このサービスは,新しく形成されたAccenture Services Bureau for Automotive TelematicsとMicrosoft Car .NETアーキテクチャ,Windows CEベースの車載向けOS「Windows CE for Automotive」を含めたサービスと製品を通じて提供される。Accenture社の知識と技術力,Microsoft Windows CE for Automotive技術とサービスのホストにより,Microsoftは同社のCar .NETによるモバイル戦略を実現する。

 「自動車業界は,新しい収益の流れ,経費効率,これまでにないブランド差別化を認識できる。両社が提供するソリューションにより自動車メーカーは顧客関係を一変させ,中心となる生産活動に集中できる」(Accenture社)

 両社は提携を通じて,最新の自動車向けテレマティックス・ソリューションの構築とそれを維持する複雑さを最低限に抑えることを目指す。また両社のビジネス・ネットワークを利用して,自動車業界の複雑なビジネス・パートナーシップと技術の統合を狙ったさまざまなサービスを提供する。現在MSNによる各種サービスとコンテンツを含むこのネットワークは,今後製品とサービスを追加する予定である。

 両社が提供する全体的ビジネス戦略とインフラは次の通り。
・スケーラブルで柔軟な情報技術とMicrosoftベースのプラットフォームを使用したモバイル・ネットワークを介したアプリケーションの設計,構築,実行

・車載デバイスとソフトウエア・アプリケーションをインターネットおよび無線通信ネットワーク(モバイル・サービスの配信と音声認識など)に接続する包括的インフラを構築

・Microsoft Windows CE for Automotiveによるインターネット・コンテンツ,ナビゲーション,ロケーションをベースとしたサービスを含めた消費者サービスとともに課金機能,アプリケーション・ホスティング,顧客管理,技術サポート,安全性とセキュリティの提供

・ビジネス戦略,システム設計,インテグレーション,ソリューション・アウトソーシングのコンサルティング・サービスの提供

 UBS Warburg社の調査によれば,車載テレマティックス市場は5年以内に300億ドル市場に成長するという。またTelematics Research Groupは,2006年までに出荷される車両の33%がテレマティックス・システムを搭載すると予測している。

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