米Microsoftが米国時間1月14日に,オフィス・スイート製品「Office XP」をXML Webサービスと連携させるための新たなツール2種を発表した。「Office XP Web Services Toolkit」と「Smart Tag Enterprise Resource Toolkit」である。XML Webサービスのデータを直接Office XPに配信できるようし,日常利用するアプリケーションにおける重要な情報へのアクセスを簡素化する。

 「これにより,企業には高いビジネス価値を,開発者にはソリューション開発の機会を,ナレッジ・ワーカーには新たな利用体験をもたらす」(Microsoft社)としている。

 「XML Webサービスは,すべてのユーザーにとって有益だ。いずれは家庭と職場の両方のコンピューティング環境に浸透するだろう。XML WebサービスとOfficeを連携させることがカギとなる」(Microsoft社Office事業部上級バイス・プレジデントのSteven Sinofsky氏)

 Office XP Web Services Toolkitは,開発者がプログラミング・ツール「Visual Basic for Applications」を使ってXML Webサービスを直接Office XPに組み込めるようにするもの。また,UDDI(Universal Description, Discovery and Integration)サービスを利用して,XML Webサービスを迅速に検出できる。

 Smart Tag Enterprise Resource Toolkitは,Office XP向け機能「smart tag」を企画/設計し,企業全体に実装および導入するためのロードマップを提供する。主に含まれる内容は以下の通り。

・多数のサンプルとソース・コード。企業向けsmart tagソリューションの構築および開発に向けたXML Webサービスの利用方法を提供する

・企業向けsmart tagの企画,実装,導入に関する一連のホワイト・ペーパーと,より効率的なsmart tag開発のためのツール群

 Office XP Web Services ToolkitとSmart Tag Enterprise Resource Toolkitは,すでにWWWサイトで無料配布を開始している。

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