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 米Unisysが米国時間1月17日に,2001年第4四半期と2001年通年の決算を発表した。2001年第4四半期の売上高は15億6000万ドルで,前年同期の16億8000万ドルに比べ7%減収(為替差損を含まない場合は4%の減収)となった。純利益は3440万ドル(希薄化後の1株当り純利益11セント)と,前年同期の純利益1億2920万ドル(希薄化後の1株当り純利益は41セント)から減少した。

 Unisys社は,3750人の人員削減に関する費用2億7630万ドル(税引き前)を2001年第4四半期に計上した。また同社は,2000年第4四半期にも同様の費用1億2760万ドル(税引き前)を計上している。

 これらの費用を含めた場合,当期の純損失は1億6940万ドル(1株当り純損失53セント)となる。同条件の前年同期の純利益は3910万ドル(1株当り純利益12セント)であった。

 2001年通年の売上高は60億2000万ドルで,前年の売上高60億9000万ドルから減少した。純利益は1億5390万ドル(1株当り純利益48セント)で,前年の純利益3億4020万ドル(1株当り純利益1ドル7セント)から減益となった。

 同期の決算についてUnisys社会長兼CEOのLarry A. Weinbach氏は,「2001年10月に発表した目標売上高と損益を達成できた」と報告している。「注文が当期に増加していることからみて,米国経済に安定の兆しがあることも見逃せない」(同氏)

 同社によると,2001年の売上高の74%をサービス事業が占めるという。「2001年にアウトソーシング関連の売上高が10%増加した。長期間にわたる業務処理アウトソーシング契約が当期は6億ドル以上になった」(同氏)

 2002年に向けて同社は,サービス主導/技術ベースのプロバイダに変わることを目的に5つの戦略的優先事項を示している。その内容は次の通り。

・長期的なアウトソーシング事業の売り上げ増
・システム・インテグレーション事業の収益性向上
・セキュリティ・ソリューションの拡張
・Unisys社のアーキテクチャ「Cellular Multi-Processing(CMP)」をベースにするサーバーの販売拡大
・任意費用の引き締めを継続

 2002年第1四半期については,1株当り利益を5セントから10セントの範囲と見積っている。これは,同社の日本での低迷が影響するからだという。経済が復調し,5つの戦略的優先事項を実行することで,2002年通年の一時的な費用を除いた1株当たり利益は,2001年に比べ約50%増加するとの見込みを述べている。

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