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 米AMDが米国時間1月16日に,2001年第4四半期の決算を発表した。売上高は9億5187万3000ドルで前期と比べて24%増加した。純損失は1584万2000ドル(1株当たり損失は5セント)となった。

 前期は売上高が7億6587万ドル,一時的な費用を除いた純損失は9742万4000ドル(1株当たり損失は28セント)だった。前年同期の業績は,売上高が11億7517万2000万ドル,純利益が1億7796万8000ドル(希薄化後の1株当たり利益が53セント)だった。

 2001年通年の決算は,売上高が38億9175万4000ドルで,前年の46億4418万7000ドルと比べて16%減少。一時的な費用を除いた純利益は2892万4000ドル(希薄化後の1株当たり利益は9セント)。一時的な費用を含めると,6058万1000ドルの純損失(1株当たり損失は18セント)となる。前年は,一時的な費用を除いた純利益が7億9382万4000ドル(希薄化後の1株当たり利益は2ドル35セント),一時的な費用を含めた純利益は9億8302万6000ドル(希薄化後の1株当たり利益は2ドル89セント)だった。

 「当期はパソコン向けプロセサの売上高が前期と比べて50%以上急増し,販売個数と売上高ともに過去最高を記録した。AMD社製プロセサの平均販売価格は90ドルまで上昇し,2001年10月にリリースした『Athlon XP』の生産および販売も急速に伸びている」(AMD社会長兼CEOのW.J. Sanders III氏)

 また,同氏は「2001年におけるパソコン向けプロセサ業界全体の売上高は20%以上落ち込んだようだが,我が社のパソコン向けプロセサは売上高が3.5%増加し,販売個数は16%増の3100万個近くにのぼった」と述べた。ノート・パソコン向けプロセサの販売個数は第4四半期に50%以上増加したという。

 なお同社は第4四半期に,ドレスデン(ドイツ)のFab 30における0.13μmルールの製造技術を用いたAthlonプロセサの量産を始めている。

 また同社は,2002年第1四半期の見通しについても明らかにした。売上高は約9億ドルでわずかながら損失を計上する見込み。第2四半期に黒字に回復し,2002年全体で増益を図るとしている。

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