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 米Quantumが米国時間1月24日に,2001年10~12月期(2002会計年度第3四半期)の決算を発表した。売上高は2億840万だった。一時的な費用を除いた純利益は500万ドルで,希薄化後の1株当たり利益は3セント。なおこれには,先日発表された同社のハード・ディスク装置部門,Quantum HDD社の売却に関わる440万ドルとその他の投資活動は含まれていない。同期におけるGAAP(会計原則)ベースの純利益は,59万2000ドルだった。

 同期におけるDLTtapeメディアとサービスは記録的な売上高となり,売り上げの流れとキャッシュ・フローを促した。この部門の売上高は,同期の総売上高の40%を占める。

 NAS製品では,年間成長率80%を越えた。NAS製品,システム・レベルのデータ保護製品,サービスを提供するStorage Solutions Groupの売上高は多少増加して7600万ドルを越えた。同部門の売上高は,同社の総売上高の30%を占めている。また新しいLinuxベースのオペレーティング・システム向けに新しいワークグループ・レベルのNAS製品ラインを2002年半ばに出荷を予定している。

 また同期のテープ・オートメーション市場でM1500テープ・ライブラリの販売とSuperLoaderの投入により売り上げを60%増加させた。DLTtape GroupのDLTtapeドライブからの収益は,9900万ドルだった。DLTtapeメディア事業の売上は,直販と特許使用料を合わせて1億1900万ドルの収益を上げており,前期から29%増となった。Super DLTtapeの出荷数も引き続き増加し,同社のテープ・ドライブの出荷数の25%となった。

 同社は,第4四半期は,時期的な低調と短期的なIT支出の弱さに影響されると予測している。「第4四半期の売上高は,今四半期よりも多少落ち,粗利益は継続して均衡を保つと予測される。営業経費が多少低くなるため,同期の1株当たり利益は均衡または多少低下すると予測される」(同社のCEOのMichael Brown氏)。

「しかし,それ以降はデータ保護と災害回復に対するニーズの認識が高まり,ストレージに対する支出の増加が予測されるのが楽観材料となっている」(同氏)。

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