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 米Red Hatが米国時間1月29日に,同社が提供する「Red Hat Network」サービスの企業向けサービス提供を拡張することを,ニューヨークにて開催中のLinuxWorldで発表した。また来月には,企業向けソリューション「Red Hat Managed Services」を開始する予定であることも発表した。

 「Red Hat Network」は,Red Hat Linuxシステムのバグ修正やセキュリティ・アップデートといった更新情報を配信するシステム管理サービス。大規模企業はWWWを介して,安全かつ容易にRed Hat Linuxを管理できるようになる。現在,登録ユーザー数40万を越えるシステムが同ネットワークに接続されている。

 新しい「Red Hat Network Workgroup」サービスは,大規模な企業内に展開している複雑なオープン・ソース・システムを安全に管理するための機能を追加している。企業は単一の直感的なWWWインタフェースを通じて,数千台規模のRed Hat Linux Systemを管理可能となり,ITリソースの節約が可能となる。

 アップデートやバグ修正の通知,中央集中型のリモート管理とシステム・プロファイル機能など,Basic Serviceで提供される標準機能に加え,「Red Hat Network Workgroup Service」の登録ユーザーに提供される機能とサービス・オプションは次の通り。

・System Grouping
管理者は,負荷が高いWWWサーバーやデータベース・サービスなどをグループ化して共通の設定により管理が可能

・Multiple Administrators
 管理者ごとに特定のシステム・グループに対する権限が与えられ,大企業のシステム管理の負担を軽減させる

 並行して「Red Hat Network Workgroup Service」に登録すれば,ユーザーは次のサービスとセキュリティも受けられる。

・Red Hat Network Proxy Serve
「Red Hat Network Proxy Server」は,顧客のサイトに安全でカスタマイズされたプロキシ・システムを配備する。サーバーは,単独でRed Hat Networkへの安全な接続を維持しながら,ローカルのイントラネットに配布するためのパッケージをキャッシュする

・Red Hat Network Satellite
「Red Hat Network Satellite」は,カスタム・ビルドのシステム。Red Hat Network登録ユーザーに最高レベルのセキュリティ・コントロールを提供する。Satellite Webインタフェースは,インターネットから切り離して,ローカルのWWWサーバーからサービスの提供ができるため,顧客は完全にRed Hat Networkへの接続をコントロール可能

 「Proxy Server」と「Satellite」は,並行または組み合わせて動作する。複数のオフィスを持つ企業が,Satelliteを中央に備え,Proxy Serverをリモートのオフィスに設置するという使い方に適している。

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