PR

 米AT&Tは米国時間1月30日に2001年第4四半期と2001年通年の決算を発表した。第4四半期の売上高は前年同期比9.5%減の125億9000万ドル。継続事業ベースの純損失は13億9000万ドル(希薄化後の1株当たり損失は39セント)だった。この数字には,リストラに関する税引き前費用約10億ドルなどが含まれる。前年同期における同条件の1株当たり損失は52セントだった。

 一時的な費用を除いた場合,継続事業ベースの希薄化後の1株当たり利益は5セントとなり,「3セント~6セントの範囲という事前の予測と一致した」(AT&T社)。前年同期における同条件の1株当たり利益は24セントだった。

 一時的な費用を除いた継続事業ベースのEBITDA(利子,税金,減価償却費控除前利益)は35億ドルだった。

 2001年通年の売上高は前年比5.4%減の525億5000万ドルで,継続事業ベースの純利益は91億1000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は2ドル50セント)。この数字には,AT&T Wireless事業の分離に関する税引き後利益135億ドルなどが含まれる。

 一時的な費用を除いた場合,継続事業ベースの希薄化後の1株当たり利益は23セント。前年における同条件の1株当たり利益は1ドル51セントだった。

 一時的な費用を除いた継続事業ベースのEBITDAは157億ドルだった。

 事業別にみると,AT&T Businessは第4四半期の売上高が前年同期比4.5%減の68億8000万ドル。通年の売上高は前年比3%減の280億2000万ドルだった。

 AT&T Consumerは第4四半期の売上高が前年同期比18.3%減の34億7000万ドル。通年の売上高は前年比20.2%減の150億8000万ドルだった。

 AT&T Broadbandは第4四半期の売上高が前年同期比6.2%減の23億8000万ドル。通年の売上高は前年比19.1%増の98億ドルだった。2001年末時点で,AT&T Broadbandの広帯域テレフォニ会員は100万人以上,高速データ・サービス会員は150万人以上,デジタル・ビデオ・サービス会員は約30万人に達した。

 また,同社は2002年第1四半期の見通しについても発表した。売上高の前年同期比減少率が,2001年第4四半期と比べて加速するとみる。一時的な費用を除いた継続事業ベースの1株当たり利益を2セント~5セントの範囲,一時的な費用を除いたEBITDAを約30億ドルと予測する。

◎関連記事
米AT&TがIP VPNサービスを拡張,用途ごとにきめ細かくサービス・レベルを設定可能に
ノキアと米AT&T Wireless Servicesが,3GのライブEDGEデータ・コールを確立
「あなたの“声"でインターネットにアクセスできる」,米AT&Tが新サービス「WorldNet Web Access by Phone」を提供
「2001年末には米国家庭の75%がブロードバンドを利用可能」,米ヤンキーの調査
「「米国世帯の広帯域利用,2006年には過半数に迫る勢い」と米ジュピター

[発表資料へ]