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 欧州委員会(EC:European Commission)が米Compaq Computerと米Hewlett-Packard(HP)の合併を米国時間1月31日に正式に承認した。Compaq社が同日明らかにしたもの。ECはCompaq社とHP社が2001年9月4日に合併を発表して以来,長期にわたって審査を行っていた。

 ECは記者発表で,「両社の合併は欧州の市場競争において懸念を引き起こすものではないと判断した」と説明した。

 「我々にとっての欧州の重要性を考えると,今回の承認はたいへん画期的なことだ」(Compaq社会長兼CEOのMichael Capellas氏)

 Compaq社とHP社の合併については,依然として米邦取引委員会の審査が続いており,株主の承認も得る必要がある。両社は2002年前半には合併取り引きを完了したい意向である。

 なお今回のECの決定に対して,HP社共同設立者William R. Hewlett氏の息子でありHP社取締役会のメンバーでもあるWalter B. Hewlett氏が声明を同日発表している。

 同氏は「株主の投票と決議が楽しみだ」と述べ,「この合併はHP社にとって適切とはいえない賭けだ。リスクがあまりに大きく,これまでコンピュータ会社を巻き込む大規模な合併が期待に応えたケースはない。HP社は250億ドルもつぎ込むことなく,はるかに優れた戦略を自力で進めることができるはずだ」とコメントした。

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[www.compaq.comに掲載の発表資料]
[www.prnewswire.comに掲載の発表資料(Hewlett氏のコメント)]