ホテル業界向けビデオ・エンターテインメントおよび情報サービスを手がける米On Commandと,組み込み機器向けJavaアプリケーション・ベンダーであるカナダのEspialが米国時間2月15日に,次世代TV用インターネット・ブラウザの開発とテストを完了したと発表した。On Command社は同ブラウザをホテル向け室内TV用デジタル・システムに組み込み,24万室以上のホテルの客室で提供する。

 新たに開発したブラウザにより,ホテルの宿泊客は室内のテレビを使って高速インターネット接続サービスを利用できる。AOL,Hotmail,MSNに対応する。「fit-to-widthスクリーン機能を備え,レンダリング速度や画面上のフローおよびナビゲーション機能を向上した」(On Command社)という

 On Command社社は,今回発表したブラウザを今月からOn Command社の既存のホテル向けシステムに組み込む。また,最近発表した次世代システム「Roommate」にも取り入れる予定である。

 「ホテル滞在中のWWWサーフィン機能は,ビジネスマンや旅行客のあいだで需要がますます高まっている」(Espial社マーケティング部門ディレクタのNeale Foster氏)

 On Command社は3450以上のホテルにサービスを提供しており,大手顧客としてはAdam's Mark Hotels & Resorts,Six Continents(Inter-Continental,Crowne Plaza,Holiday Inn),Fairmont,Four Seasons,Hyatt,Loews,Marriott(Courtyard,Renaissance,Fairfield Inn,Residence Inn),Radisson,Ramada,Starwood Hotels & Resorts(Westin,Sheraton,W Hotels,Four Points),Wyndham Hotels & Resortsなどが含まれる。

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