米TI(Texas Instruments)が,米Hewlett-Packard社の初のフルカラー無線デジタル・アシスタント(WDA)である「HP Jornada 928 WDA」に同社の「OMAP」プロセサが搭載されていることを現地時間2月19日に発表した。同製品はフランスのカンヌで開催中の「3GSM World Congress」で展示されている。

 「OMAP710」プロセサを搭載した「Jornada 928 WDA」は,無線データと音声を任意の無線ハンドヘルド・デバイスに送信するとともに,基本的なマルチメディアを含む高度な無線アプリケーションを容易に実行できる。第2.5世代(2.5G)および第3世代(3G)アプリケーション向けの「OMAP710」を用いた「TCS2500」チップセットは消費電力が低く,モバイル・デバイスのバッテリ寿命を延長させる。

 「TCS2500」チップセットにより,GPRS/GSM対応のHP Jornadaデバイスで無線データ,音声,マルチメディアへの接続性が可能となる。TIの無線シリコン,ソフトウエア・ソリューションとMicrosoftの「Pocket PC 2002 Phone Edition」プラットフォームにより「HP Jornada 928 WDA」は,モバイル・ユーザーと企業ユーザーに単一のデバイスでシームレスに統合された電話と個人情報管理機能を提供する。

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