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米Hewlett-Packard社の取締役のDick Hackborn氏が米国時間3月11日に,同社の株主と従業員に対して米Compaq社との合併合意を促す書簡を送った。同氏は,3月19日の合併計画に関する株主投票を前に,賛成票を投じるように呼びかけている。

「株主の皆様へ」で始まる手紙は,1984年に同社が製造を完全にアウトソーシングするという新しいビジネス・モデルでレーザー・プリンタ製造した当時の同社の姿勢を例に挙げている。

「HPらしいビジネスのやり方ではない」という内部批判やまったく新しい試みに対して不安を表す者がいる中でレーザー・プリンタは成功を収めた。その際,同社の創始者である2人は断固としたビジネスの姿勢で臨んでおり,批判があるたびにためらっていたのでは,ガレージでのビジネスの域を出なかっただろう,と述べている。

同氏は,なぜそれほどまでに両社の合併を強く推奨するのかと聞かれると,このプリンタに関する経験を思い出すという。同社のイマジネーション,大胆不敵さ,断固とした決意が今日の会社を築いてきた。3年間の調査の結果,これまで同社が何度となく業界に変革をもたらしたように,再び業界のリーダーに君臨するためにはCompaq社との合併がの最善の方法であると結論付けている。

手紙は,同社が当時の志を貫くために,両社の合併に賛成票を投じて欲しいと締めくくっている。

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