米DoubleClickが米国時間3月14日に,同社の広告管理事業においてマルチメディアのトラフィックと利用が大きく伸びていると発表した。それによると,同社のマルチメディア用モジュールで扱ったマルチメディア広告のトラフィックは,過去4カ月間に30%増加したという。

 マルチメディア用モジュールは,マルチメディア広告処理の合理化と確認,編集,承認プロセスの自動化を図り,DoubleClick社が2001年10月に導入したもの。

 マルチメディア用モジュール導入後,DoubleClick社が手がけたマルチメディア広告の割合は2001年11月に12.5%増加し,同12月にはさらに13.5%増えた。第1四半期の季節的な低下により,2002年1月には4%減少したが,同2月には6%増加して2001年12月のレベルに戻っている。

 ちなみに米Diameterの行った調査によると,音声,ビデオ,Flash,DHTMLなどのマルチメディア技術は強い印象を与え,最終的にブランドを伝える効果が増す。また,インタースティシャル(ページ移動間に表示される広告)などの手法により,ブランド認知度が平均で194%向上するという。

 またDoubleClick社は,同社のマルチメディア・ベンダー認証プログラム「DART(Dynamic Advertising Reporting and Targeting)」に,8社が新たに加入したことを同日明らかにした。これによりDARTのメンバー企業は,合計で15社となる。

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