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 米Palmは2001年12月~2002年2月期(2002会計年度第3四半期)の決算を米国時間3月21日,発表した。売上高は2億9270万ドルで,前年同期の4億7080万ドルに比べ38%減となった。前期に比べると1%増である。

 「ホリデー・シーズン後は通常鈍化するが,それにもかかわらず3期連続して(業績が)向上した」(Palm社会長兼CEOのEric Benhamou氏)

 GAAP(会計原則)ベースの純利益は290万ドル(1株当たり純利益は0.01ドル)で,前年同期の純損失190万ドル(1株当たり純利益・損失ゼロ)と前期の純損失2520万ドル(1株当たり純損失0.01ドル)から黒字に転換した。

 過剰在庫資産,その関連費用/利益,のれん代の償却費用,リストラ費用などを除いた場合の純損失(Pro formaベース)は1400万ドル(1株当たり純損失0.02ドル)。前年同期の同じ条件の純利益は930万ドル(1株当たり純利益0.02ドル),前期の同じ条件の純損失は3660万ドル(1株当たり純損失0.06ドル)だった。

 なお米メディア(CNET News.com)によると,Palm社は同四半期に,過去に減価償却した過剰在庫分を販売しており,この売上高が2800万ドルあったという。Pro formaベースの純利益にはこれが含まれていない。

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