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 米IBMは米国時間4月8日に,2002年第1四半期の業績見通しを下方修正した。売上高が184億~186億ドルにとどまり,前年同期の210億ドルを下回る見通し。

 また税引き前利益は,16億5000万~17億5000万ドルの範囲,1株当たり利益は66~70セントで,前年同期の98セントを下回る見込みという。

 これについて同社上級副社長兼CFO(最高財務責任者)のJohn R. Joyce氏は,「1月のアナリスト向け説明会でも発表した通り,ビジネス環境は依然厳しい状態が続いている」と説明する。

 第1四半期も顧客購買が鈍ったままで,その結果売上高が全体にわたって減退しているという。「とりわけOEM向け技術事業部門が低迷している。我々のTechnology Groupの2002年第1四半期の売上高は35%減,税引き前損失は2億ドル(1株当たり損失は8セント)となる」(同氏)

 ただしJoyce氏は,「我々の戦略は正しく,主要な戦略市場におけるシェアは増えている」と自信を示している。「今後も競争力強化に向けた取り組みを続ける。景気が回復した際には非常に良い位置につけると考えている」(同氏)

 なおIBM社は4月17日に正式な決算を発表する予定である。

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