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 Linuxディストリビュータ大手の米Turbolinuxが米国時間4月15日に,米IBMの「eServer iSeries」に対応したLinuxディストリビューション「Turbolinux 7 Server for IBM eServer iSeries」を発表した。

 Turbolinux 7 Server for IBM eServer iSeriesは64ビット・カーネルをベースにする。IBM社の「Java 1.3.1」のほか,OS/400のDB2/400データベースにアクセスするためのODBCドライバを備える。なおTurbolinux社は,最初のiSeries向けLinuxディストリビューションを昨年8月に発表しており,今回は第2弾となる。

 企業はTurbolinux 7 Serverを搭載したiSeriesで,ハードウエア資源を論理的に分割するIBM社のLPAR(Logical PARtitioning:論理区画)技術を利用できる。同機能はこれまで,IBM社のメインフレーム機「eServer zSeries」を導入している企業ユーザーしか利用できなかった。

 ユーザーは,単一のiSeriesシステムを,最大31のLinuxサーバーに分割することが可能。各Linuxサーバーは個別のパーティションの中で動作するが,iSeriesシステム上で動作する他のアプリケーションと,プロセサ,ディスク,テープ,CD-ROM,DVD,LAN資源などを共有できる。中小企業にとって,高額で複雑なサーバーに代わる,管理のしやすい選択肢となる。

 「IBM社とTurbolinux社の連携により,LinuxとOS/400の強みを組み合わせたソリューションをミッドレンジ・サーバー市場に提供できる」(IBM社マーケティング・オペレーション部門バイス・プレジデントのKimberly Stevenson氏)

 Turbolinux 7 Server for IBM eServer iSeriesの価格は,システム構成や仕様,サポートおよびサービスの詳細によって異なる。Turbolinuxは現在,IBM社の「G4」「G5」「G6」「MP2000」「MP3000」システムと,eServerの「pSeries」およびzSeriesにも対応している。

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