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 米Central Commandが米国時間4月17日に,電子メール経由で感染するインターネット・ワーム「Worm/Klez.G」について警告を発した。それによると,サービス・パックをインストールしていない米Microsoftの「Outlook Express」または「Outlook」では,電子メールのメッセージを表示しただけで添付ファイルが実行されるという。

 Worm/Klez.Gは,内蔵したSMTP電子メール・エンジンを使い,感染させた電子メールを送信する。送信先の電子メール・アドレスは,ユーザーのパソコン上にあるアドレス帳やインスタント・メッセージング用連絡先リストから集める。さらに,アドレスが含まれている可能性のある,「.asp」「.bat」「.doc」「.exe」「.htm」「.html」「.jpeg」「.mp3」「.pdf」「.rtf」「.txt」「.xls」の拡張子を持つファイルも検索対象とする。

 Central社によると,Worm/Klezが最初に検出されたのは2001年11月。同社はそれ以来,Worm/Klez系統のワームによる被害報告を105カ国以上から受け取っている。

 これについて,Central Command社製品マネージャのSteven Sundermeier氏は,「Worm/Klezの亜種はそれぞれよく似ているので,当社の『Vexira Antivirus』を使えばウィルス定義を更新しなくてもWorm/Klez.Gを阻止できる」と説明する。

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