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 米Gatewayは2002年第1四半期の決算を米国時間4月18日に発表した。売上高は9億9200万ドル。前年同期の20億3600万ドルに比べると大幅な減収となった。

 税引き前特別費用9900万ドルを含めた純損失は1億2300万ドル(1株当たり純損失は39セント)。前年同期の純損失は5億2900万ドル(1株当たり純損失1.56ドル)だった。

 2002年第1四半期の特別費用を含めなかった場合の純損失は6100万ドル(1株当たり純損失20セント)となる。

 なおGateway社は2月27日に,2002年第1四半期の業績見通しの修正を発表しており,このとき同四半期の売上高が約10億ドル,特別費用を除いた税引き前純損失は1億ドル~1億2000万ドルと予測していた。

 2002年第1四半期は,「1月末に始めた低価格戦略(Gateway社は“バリュー価格戦略”と呼ぶ)の結果,パソコンの出荷台数が前期に比べ大きく伸びた」と同社では説明する。「これにより,当社が主要市場と位置づける米国の消費者市場/中小企業市場でシェアを伸ばせると期待している」(同社)

 2002年第1四半期の米国市場におけるパソコン販売台数は64万5000台だった。これは,前年同期に比べ30%減だが,前期に比べると5%減にとどまっている。パソコンの前期比減少率は過去8年間で最も小さかったという。

 また同四半期の平均販売価格は前期の1667ドルから1538ドルに下がったが,これも低価格戦略の結果である。非パソコン製品およびサービスの売上は全売上の18%,粗利益の49%を占めた。

 同社は今後もこの低価格戦略を継続していき,これにより「これまでの売上傾向に変化をもたらす」と説明する。「通常第2四半期の売上高は前期に比べて下がるところだが,2002年第2四半期は横這いに留まる。また1株当たり純損失も第1四半期のそれから若干改善する」(同社)

 同社は2月27日に,2002年通年の業績見通しも明らかにしているが(売上高が45億ドル~50億ドル,特別費用を除いた税引き前損失が2億ドル~2億5000万ドルの範囲との予測),これについては変更がないという。

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