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 カナダNortel Networksが現地時間4月18日に,2002年第1四半期決算を発表した。同期の継続事業ベースの売上高は20億9100万ドルで,前年同期(57億7500万ドル)の約半分に落ち込む。

 継続事業ベースの1株当たり純損失(pro forma)は4億6300万ドルで,1株当たりの損失は約14セントとなる。これには過剰/余剰にかかった2億ドルの税引き前費用が含まれる。このpro formaベースの純損失には,買収やリストラ関連の費用は含まれていない。これらを含めた実質1株当たり純損失は26セントになる。

 「引き続き顧客の設備投資の抑制が予測されるため,同年の投資パターンの予測が困難である。そのため第2四半期の売上高は,同期と比較してあまり変わるとは考えていない。経費構造を2002年第4四半期までに立て直し,黒字への転換を図る」(Nortel社社長兼CEOのJohn Roth氏)。

 事業別にみると,Wireless Networks事業全体の売上高は,前年同期と比較して6%減だった。カナダと欧州で増加したが米国,また特にラテン・アメリカとアジア地域で落ち込んだ。Metro and Enterprise Networks事業の売上高は,都市向け光パケット・スイッチの減少に影響を受け23%減となった。

 地域別にみると同期の売上高は,前年と比較して米国で50%,北米以外で50%,カナダで38%減少している。

 また同社は,同期におよそ4万7000名の従業員が在籍しているが,4万4000名に削減する予定を明らかにしている。

 同社は2002年2月12日に投資家に向けた説明会を開催し,このとき「2001年第4四半期の業績から堅調に回復し,2002年第4四半期には黒字転換を果たす」と説明していた。2002年第1四半期の売上高は「前期に比べ10%減」としていた。

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