米Parasoft社が米国時間4月24日に,新しいWWWサービスのテスティング・ツール「SOAPtest」を発表した。同製品は,信頼性のあるWWWサービスを構築するために,エラーを予防する機能を実装している。

 同製品によりユーザーは,自動化されたツールで企業システムのモジュール間のリンクをテストするための仮想ベンチマークを作成できるとともに,機能テスト,付加テスト,回帰テストが実行できる。

 同製品は,「SOAP」(シンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル)を使って信頼性のあるエラーが出ないWWWサービスの作成を実現する。後のトラブルシューティングやデバッギングよりも,開発サイクルの初期段階でアプリケーション・モジュールのテスティングを実行することにより,エラーの回避に重点を置いている。またWWWサービスを配備する前に,機能とスケーラビリティを確認するためにクライアントをエミュレートできる。テスト期間中に重要なサービスにアクセスできない場合にも,サーバー・レスポンスをエミュレートしてクライアントのテストも実施できる。

 その他の主な機能は次の通り。

・クライアントとサーバーのエミュレーション機能により,開発者はシステム・コンポーネントとそれぞれのモジュールを別々にテストできる
・マルチレイヤの検証により検出したエラーの原因を付きとめ,問題解決に必要な時間を削減する
・RuleWizardがXML規則を作成して,エラーの発生と増加を防ぐ。同規則は,SOAPメッセージが正しく機能するかも確認する
・Python,Java,JavaScriptをサポート。アプリケーション特有のコマンド言語を学ばなくてもカスタマイズできる
・将来的なテスティングとモニタリングを迅速かつ容易に実効するために,回帰テスト・スイートを作成できる
・WSDLを通じて自動的にSOAPテスト・スイートを作成する
・WSDLを通じて自動的にSOAPサーバー・スタブを自動的に生成する
・XMLの妥当性の検査,クエリ,変換するためのツールを収録

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