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 米WorldComはMCI Groupの2002年第1四半期(同年1月~3月末日)における決算を米国時間4月25日,発表した。同部門は,同社の家庭,小企業向け通信,インターネット接続のプロバイダ事業などを担う。

 同期におけるMCI部門の利益は,前年同期から16%減の30億ドルだった。消費者部門からの利益は前年同期から12%減の16億ドルとなり,卸売りは16%減の5億8400万ドルだった。その他のチャネルと小規模企業からの収益は24%減の5億2500万ドル,ダイヤルアップのインターネット接続からは20%減の3億3800万ドルだった。

 同部門のEBITDA(金利・税金・償却前利益)は2億400万ドルだった。経営によるキャッシュ・フローは,利益の7%に該当する2億900万ドルで,純損失は5400万ドル(1株当たりの損失は45セント)だった。

 また,同期における債務に変化はなく,資本支出と無形支出(ソフトウエア開発)は9000万ドルだった。

 同部門は,通年の資本支出と無形支出の予測を下方修正して4億ドルとし,同年前半の収益は13~19%減少,同年後半にはおよそ10~14%減少すると予測している。また収益に対するキャッシュ・フローの割合は6~9%となり,負債と利息を十分に補充できると予測している。

 「先週発表した製品スイート『Neighborhood』の反応が良好なので,この先数四半期に渡りMCIの収益とキャッシュ・フローの安定が期待できる」(同ブループのCOOのWayne Huyard氏)

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