米Red Hatが米国時間5月6日に,「Red Hat Linux 7.3」のリリースについて明らかにした。5月15日から小売店で販売を始める。すでに同社のWWWサイトでは注文の受け付けを始めている。

 「Red Hat Linux 7.3は,ゲームから,個人のプロダクティビティ,ファイル/プリント/Webサービングなど,幅広い用途に向けたOS。新たな生産性向上ツール,インストール時におけるファイアウォール設定機能,テレビ会議ソフトウエアを備えており,個人/教育機関/小企業が必要とするすべてを提供する」(Red Hat社)

 Red Hat Linux 7.3は,「Personal」版と「Professional」版を用意する。価格は,Personal版が59.95ドル。これには,30日間の「Red Hat Network Basic Service」とWWWベースのサポート・サービスが付く。なお,Red Hat Networkとは,Red Hat Linuxシステムのバグ修正やセキュリティ・アップデートといった更新情報を配信するシステム管理サービスである。

 一方のProfessional版は199.95ドル。こちらは,管理者用CD-ROM,90日間のRed Hat Network Basic Service,60日間のWWWベース・サポート,電話サポートが付く。

 また同社は,Personal版とProfessional版の価格を,それぞれ10ドルから20ドル安くする“アップグレード割引き”も用意する。

 Red Hat Linux 7.3に備わる機能/ソフトは以下の通り。

・電子メール・クライアント/コンタクト管理ソフト「Evolution」
・プロジェクト管理ソフト「MrProject」
・WWWブラウザー「Mozilla」
・テレビ会議ソフト「GNOME Meeting」
・WWWサーバー・ソフト「Apache 1.3」
・ファイアウォール設定機能
・RDBMS(リレーショナル・データベース管理システム)「PostgreSQL」
・デスクトップ環境「KDE 3.0」および「GNOME 1.4」

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