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 米Hewlett-Packard(HP)が米国時間5月7日,米Compaq Computerとの合併手続きを5月3日に完了し,新会社として事業を開始したことを発表した。同時に今後の事業体制や製品ロードマップについても明らかにした。

 HP社会長兼CEOのCarly Fiorina氏は,「我が社が拠点を置く160カ国すべてに経営チームを配備し,全製品を対象にした3年間のロードマップを用意している。販売,サービス,サポートに関するプロフェッショナルは8万人以上にのぼる。また,オンライン・ストアは米国の企業向けにサービスを開始した。新会社としてのWWWサイトは6カ国語に対応し,9カ国でスタートしている」と,体制が整っていることをアピールした。

 HP社は合併案が正式に承認される前の4月3日に,「合併が合法的に認められた場合,即座に新体制のスタートを切るための準備を整える」(HP社)として新会社発足後の主な編成と幹部人事をすでに発表している。HP社は,Enterprise Systems Group部門,HP Services部門,Imaging and Printing Group部門,Personal Systems Group部門の4部門を中核として事業を進める。

 またHP社は,30日以内に新たなWWWサイトを35カ国でスタートする予定である。ちなみにその35カ国で,HP社WWWサイトへの合計トラフィックのうち95%以上を占めるという。2カ月後には,許可を受けているすべての国でWWWサイトの開設を完了する計画である。

 さらに同社は各種ハードウエアとソフトウエアに関して,包括的な移行プランなどを含むロードマップを明らかにした。主な内容は以下の通り。

■サーバー
「HP」をすべてのサーバー製品のマスター・ブランドとする。米Intel製「Itanium」搭載製品に注力し,ローエンドからハイエンドにわたるItanium搭載サーバー・ファミリを提供する。Compaq社の「NonStop」サーバー・ファミリはItaniumベース・サーバーのカテゴリに含まれ,「ProLiant」サーバーはIA-32サーバー・カテゴリの製品となる。RISCベース・サーバーである「AlphaServer」は,主に既存の顧客と高性能技術コンピューティング分野に向ける。

■ストレージ
「StorageWorks」を企業向けストレージ製品およびソリューションのファミリ名とし,「OpenView」をストレージ・ソフトウエアの製品名に用いる。HP社ストレージ・アーキテクチャの名称には「ENSA(enterprise network storage architecture)」を使用する。

■ソフトウエア
管理ソフトウエアにOpenViewの名称を付け,ネットワークとIP機器,Webサービスの管理に向ける。また,「TeMIP」をOpenViewファミリに加える。HP社とCompaq社の電気通信向けソフトウエアを「Opencall」製品ファミリに統合する。そのほか,「Utility Data Center(UDC)」用ソフトウエア,J2EE技術,「.NET」向けミドルウエアに注力する。

■パソコン
消費者向けパソコンは,CompaqとHP両ブランドの製品を店舗やオンラインで販売する。企業向けパソコンはCompaqブランドを残し,HPブランドを廃止する。他の製品やソリューション,サービスはすべてHPブランドに統一する。

■画像処理および出力
Compaqブランドの製品を除くすべての画像処理および出力製品ファミリを従来通り継続する。HP社とCompaq社のデジタル・プロジェクタはHPブランドの製品ファミリに統一する。

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