「インターネット接続にDSLを利用している小企業ユーザーの大半は,“DSLが自社の生産性向上に目覚ましい貢献をしている”と考えている」。米Yankee Groupが,米SBC Communicationsから依頼を受けて行ったアンケート調査の結果を明らかにしたもの。

 調査は,SBC Communications社のDSLインターネット接続サービスを利用している550社の小企業を無作為に選んで行った。それによると,調査対象の91%が「その効果は期待通り,あるいは期待以上のものだった」と答えたという。これは,DSLサービスの月額コストとその生産性向上のメリットを照らし合わせて考えた際に,これらの小企業が導いた結論だという。

 さらに,「自社がコスト削減を強いられるとするならば,DSLはおそらくその削減対象の最後になる」とした回答が61%あったという。

 「高速インターネット接続が企業にとって必要不可欠なものとなっている。もはやダイアルアップでは企業の要求を満足できない。小企業は(DSLで)生産性を向上でき,競争力を高められると認識している」(Yankee Group社)

 またこれらの小企業は今後もますますそのインターネット利用率を高めていく,と同社は分析する。「小企業は今後,全社的な広帯域利用に向けてそのインターネット環境を拡張していく」(Yankee Group,Small & Medium Business Technologies Practice部門プログラムのマネージャのMike Lauricella氏)。

 このほかの調査結果は以下の通り。

・88%が,自社の研究・調査にDSLインターネット接続を利用している。
・83%が,大きなの電子メール添付ファイルを日常的に送受信している。
・78%が,サプライ品をインターネットで購入している。
・69%が,インターネットで出張旅行の手配を行っている。

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