米Crossroads Systems社が米国時間5月22日に,ストレージ・ルーター「Crossroads 6000」を発表した。既存のSCSIストレージ・デバイスを1または2Gビット/秒のファイバ・チャネルSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)環境に統合する製品である。

 先ごろ発表した「Crossroads 10000」がエンタープライズ市場をターゲットにしているのに対し,同ルーターはエントリー・レベル,ワークグループ,部門別SANなど中小規模の市場をターゲットにしている。SCSIテープ・ライブラリなど,既存のデバイスをストレージ・ネットワークに統合するため,顧客は新しい高価なデバイスを購入する必要がない点をメリットとして掲げる。

 同ルーターにより,顧客はLANを使わずにストレージ・ネットワークでデータのバックアップと復元ができる。LANのトラフィックにおけるボトルネックが無くなるため,SCSIデバイスは最速で動作することができる。そのため,データのバックアップと復元にかかる時間が短縮されるとともに,現在バックアップにかけている時間でより多くのデータのバックアップと復元が可能になるという。

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