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 米Hewlett-Packard(HP)は無線ネットワークとそれを利用するモバイル端末機器の研究開発に関してマサチューセッツ工科大学(MIT)と協力体制を敷くことを米国時間5月23日,明らかにした。

 HP社は「invent@mit」の一環として「Center for Wireless Networking」を建設する。invent@mitは,HP社とMITの5年にわたる2500万ドル規模の研究アライアンスである。2000年6月に発表し,2000年8月に立ち上げた。invent@mitは1)コミュニケーションとコンピューティング・プラットフォーム,2)商取引および企業向けインターネット・サービス,3)基礎研究の三つに重点を置く。HP社はinvent@mitのプロジェクト資金とインフラに毎年約500万ドルを投資する。

 Center for Wireless Networkingでは,MITのあらゆる分野の教職員,スタッフ,学生がさまざまな側面の無線研究に取り組むことができる。

 Center for Wireless Networkingの研究者は,革新的で学際的な手法を用いた無線システムの設計に注力する。「携帯端末の電源寿命を劇的に延長し,モバイル・ネットワーク・インフラのデーター・レートを大幅に引き上げ,新たなアプリケーションやサービスに対応するシステムを目指す」(HP社)としている。

 「デジタル通信やネットワーキングから信号処理およびメディア処理にわたる幅広い知識を備えた才能ある要員を,回路,システム,デバイスの研究に注ぐ。HP社とMITは,次世代の無線ネットワークとモバイル端末機器に向けた基礎設計の開発に共同で取り組む」(MIT電子工学およびコンピュータ科学助教授のGregory Wornell氏)

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