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 Javaアクセラレータを提供する米Nazomi Communications社は,同社のRISCおよびCISCプロセサ用のJavaアクセラレータに関する特許を英ARMが侵害しているとして,カリフォルニア州ノーザン・カリフォルニア連邦地裁に提訴した。同社が米国時間5月28日に明らかにした。

 訴えは,「同社が保有する特許技術(米国特許番号6,332,215)がARM社のアクセラレーション技術とJavaプラットフォーム向け製品において侵害されている」と主張するもの。同社は,違反行為の差し止め,損害賠償を求めている。具体的な賠償金額は明らかにしていない。

 今回問題となっている特許技術は,ハードウエアによるJavaアクセラレーター。Javaバイトコードのシステム上における実行を高速化するためにJava仮想マシンの一部を実装して提供するもの。Javaのバイトコードをハードウエアでプロセサのネイティブ・コードに変換してJavaプログラムの実行を高速化する。

 「知的資産は,わが社のビジネスの基盤となるものであり,もっとも価値のある資産である。これら技術に対するわが社と顧客の投資を守らなければならない」(同社の社長兼CEOのMukesh Patel氏)

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