「WWWサイト訪問者のおよそ3分の2がWebアプリケーションの故障を経験している」。米Business Internet Group of San Francisco(BIG-SF)がWebアプリケーションの整合性に関する調査結果を米国時間5月30日に発表した。一般的に商用WWWサイトは,訪問者がサイトを離れる原因となる不正確なデータ,空白のページの表示,ホスト・エラーなどの障害を持つ傾向あるという。

 同社は,2002年の1~4月にユーザーの振る舞いを模倣して315のWWWサイトをテストした。それぞれのサイトを訪れた時間は15分未満で主に小売販売,製造,旅行,金融サービスなどの分野に焦点を当てた。

 主な調査結果は次の通り。

・Webアプリケーション全体の故障率は63.5%

・10サイト中6サイトの割合で,空白ページ,組み込まれたコンテンツ・エラー,「404 file not found」,「500 internal server error」などのエラー・メッセージを表示する問題を抱えている

・40%のサイトが,製品比較の後に購入不可能になる,出荷アドレスを不正確に選択するなど購入のプロセスに影響を与えるユーザー障害を抱えている

・他の40%は,間違ったページやアイテムを表示するなどのデータ・エラーを抱えている

・故障率は,業界部門に関係なく同じレベル

 調査結果は,企業のビジネス・サービス向けてWebアプリケーション対する依存が高まっているが,動的Webアプリケーションの複雑さが増していると結論付けている。ITマネジャは効率的に管理するために格闘しているが,Webアプリケーションの動的性質がWebアプリケーション故障のリスクを増加させる理由の一部となっている。

 同社は対応策として,ITマネジャが「プロダクション状態にあるWebアプリケーションが正しく機能するかを適切にテストする」ソリューションを見つけるまたは開発することを提案している。

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