米Lucent TechnologiesはIP管理ソフトウエアの最新版「VitalQIP 6.0」を米国時間5月30日,発表した。

 VitalQIP 6.0は新たなファイル生成機能を備えており,「ネットワークの安全性を強化し,ネットワーク全体のパフォーマンスを向上する」(Lucent社)。システム管理者はDNSやDHCPサーバーを迅速に再設定することができる。「VitalQIP 6.0で,ネットワーク全体の再設定にかかる時間を60%以上短縮することが可能。そのほか,IPアドレスの割り当てやサーバー設定といったIPインフラの管理作業を素速く行える」(Lucent社)という。

 また,管理者はネットワーク内で複数のゾーンを選び,各ゾーンに適用する設定を指定することができる。個々のドメインをわざわざ開く必要がないため,「時間の短縮につながる」(Lucent社)

 VitalQIP 6.0は米MicrosoftのWindows 2000 DHCPとActive Directoryに対応する。データ圧縮,暗号化,認証などの設定オプションも新たに加わっている。

 米IDC上級アナリストのPaul Bugala氏によると,ネットワークの運用,セキュリティ,サービス構築におけるIPアドレス管理の役割がますます重要になっているという。「Lucent社のネットワーク管理製品『Navis iOperations』ファミリの主要ソフトウエアであるVitalQIP 6.0は,成長するIPアドレス管理市場に大きな発展をもたらすだろう」(同氏)

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