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 米WorldComが米国時間6月5日に,無線サービス再販事業から撤退する意向を明らかにした。

 今回の決定についてWorldCom社社長兼CEOのJohn Sidgmore氏は,「WorldCom社の事業と現在の市場状況を慎重に検討した結果,中核事業ではない無線サービス再販事業の廃止を決断した」と説明した。

 同社は5年以上にわたって無線サービスの再販を手がけてきた。しかし,市場成長の失速,価格競争の激化,買収費用の増加などにより,収益を上げることが困難になった。

 同社は直ちに無線サービス再販事業の縮小に取りかかり,数カ月を経て廃止する。これに伴い,同社はWireless部門の従業員約2200人を削減する予定である。

 事業廃止までの期間は既存の顧客へのサービス提供と顧客サポートを継続する。なおWorldCom社によると,数社の大手キャリアが同事業の買収に関心を示しているという。

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