PR

 米National Semiconductorが米国時間6月6日に,2002会計年度第4四半期(2002年3月~5月期)の決算を発表した。売上高は4億1950万ドルで前期比13.5%増,前年同期比では4.6%増収。純利益は1710万ドル(1株当たり利益は9セント)。税金還付を除いた純利益は560万ドル(同3セント)だった。

 ちなみに前年同期は売上高が4億120万ドルで純損失が4440万ドル(1株当たり損失は26セント)だった。

 同社の会長兼社長兼CEOのBrian L. Halla氏は,「黒字に回復したことは素晴らしいことだ。我が社は引き続き無線ハンドセットやディスプレイなど市場に焦点を当て,収益の増加に努める」と述べた。

■2002年3月~5月期の業績(希薄化後の1株当たり利益/損失を除く単位:100万ドル)

                                 2002年3月~5月期      2001年3月~5月期

売上高                                $419.5                $ 401.2
純利益(純損失)                       $17.1                $(44.4)
希薄化後の1株当たり利益(損失)        $0.09                $(0.26)

税金還付や特別費用を除いた純利益       $5.6                 $0.5

税金還付や特別費用を除いた
   希薄化後の1株当たり利益             $0.03                $0.00

出典:National Semiconductor社

 2002年3月~5月期における受注は前期と比べて19%増加し,前期比では71%増加した。アナログ製品の受注は前期と比べて20%以上増えた。オーディオ製品,アンプ,電源管理製品が牽引した。無線アプリケーション向け製品の受注は,前期と比べた場合,会社全体と同様の割合で増加。前年同期と比べると2倍以上に急増した。シン・クライアントやノート・パソコン,DVDといった情報アプリケーション分野の受注は前期と比べて30%増加した。

 2002会計年度通年の売上高は14億9000万ドルで純損失は1億2190万ドル(1株当たり損失は69セント)となった。ちなみに2001会計年度通年は,売上高が21億1000万ドル,純利益が2億4570万ドル(1株当たり利益は1ドル30セント)だった。

 また,同社は2003会計年度第1四半期(2002年6月~8月期)の見通しについて,売上高を前期比6%~8%増,粗利率を44%~45%の範囲とみている。

◎関連記事
米ナショセミが2002年3月~5月期の業績見通しを上方修正,「全体的に注文が伸び,前期比12%~13%増」
米NS,受注は前期比/前年同期比ともに増加
米ナショセミの01年9月~11月期決算,売上高は前期比8%増だが前年同期比38%減
米クアルコムの2002年1月~3月期決算は減収減益,「今後の3G CDMA普及を期待」
QUALCOMMが2002会計年度第1四半期の決算を発表,GAAP総利益6億9900万ドル,1株当たり利益17セント
米ブロードコムが2001年Q4決算を発表,前期比6.2%増収だが前年同期比では33.3%減 
「2002年4月の世界半導体市場は前月比3.1%成長,無線分野が好調」,とSIA
「2002年3月の世界半導体市場は前月比7.2%成長,DRAMの売り上げが82.4%増加」,とSIA

[発表資料へ]